2010_08
07
(Sat)20:00

なぜ資格ガイドブックは2010年に2012年版が出るのか

こないだ鈴木が出てる資格ガイドブックの宣伝をしましたが、今年もそろそろ資格ガイドブックが各出版社から続々と刊行される時期ですね。


ってそういえば前々からずっと疑問だったんですけど、なんで資格ガイドブックって2010年に出るのが「2012年版」なんだろう?


いや2011年版っつうんだったら別に違和感はないよ。
2010年の半ばくらいに出るから、実際には2011年くらいをめどになんか受けようかなと思ってる人向けってことで一応説明できるし、実際雑誌なんかも9月号が8月に出たりしてるからね。

でも2012年つーのは明らかにおかしいだろ。
2012年の試験要項とかが2010年にもう出てるなんていう試験がいったい日本にどんだけあるっていうんだ。

2010年~2012年くらいにかけて試験制度が大幅に変わっちゃう資格試験が仮にあったとして、2年後に「おたくの出版社の2012年版の資格ガイドブック買って試験情報を調べて試験勉強とかしてたんですけど、実際の2012年の試験要項は本に載ってる内容と全然違って超無駄足踏んだんですけど?どう責任とってくれんの?あ?」とか文句つけてくる人がもしいたらどうするんだろうね。

いや試験制度がちょっと変わるくらいならまだいいだろうけど、2010年に2012年版として出した資格ガイドブックに載せた資格が2011年試験をもって廃止になりましたとかいうことになったらいったいどうするつもりなんだろうね。いや実際は別にどうもしないんだろうけど。


もしくは2010年に2012年版が出るつーことは、今から(2010年から)試験勉強始めるんだったら、1年やそこらじゃ時間足りないだろうから実際受けるのは2012年くらいだろうねとかそういうこと?
なに? もしかして馬鹿にされてんの? あ?


…っていうのはまあ冗談ですが、まあでも実際、出版社で資格ガイドブックつくってる方々の中にも「なんで2012年版なんだろ?」という疑問を抱きながらやってる方もたぶんいらっしゃるんでしょうね。
でもこれだけいろんな出版社が「2012年版」ということで足並みそろえて出してきてる中、1社だけ「2011年版」で出すってのはそれはそれで勇気が要る行為だと思うから、まあしかたのないことなのかもしれない。

そうすると一番最初に2年後の年バージョンの資格ガイドブックを調子に乗って出しちゃった出版社がすべての元凶ってことになるんかもしらんけど、いったいどこだろうね最初に出したのって。まああえて調べることはしないが。


といろいろ書いてきたけど、個人的には別にこのことによって何か実害を被ってるわけでもないんで、正直別にどうでもいいことではあります。
けど世の中には「2012年版の資格ガイドブックに載ってる資格情報は2010年時点でのもの」という事実を知らない方もたぶん少なからずいらっしゃるはずで、そういう方が2011年~2012年くらいに古本屋とかで2012年版の資格ガイドブックを見つけて「おっこれ最新版じゃね?安っラッキー!」とか勘違いして買っちゃったけど実は2年前の情報しか載ってませんでしたという悲劇もきっと起こりうると思うので、このまま野放しにしておくのもよくないかなとは思うわけです。


とか言いつつ鈴木個人としてはたぶん別になにもしないけど。


とりあえず各出版社から出てる最新の2010年版資格ガイドブックをご紹介して締めということにしときます。


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(2010/07/17)
高橋書店編集部

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2012年版 絶対!役立つ資格 取り方・選び方オールガイド2012年版 絶対!役立つ資格 取り方・選び方オールガイド
(2010/07/10)
永岡書店編集部

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日本文芸社

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2010_08
07
(Sat)15:00

なぜTOEICだけがこきおろされるのか

TOEICのスコアがいくら高くても、英語力の証明にはならない。


ということを言う人がいる。

スコアが900超えしてても全く英語をしゃべれない人もいるとか、実際の英語力はなくてもテクニック次第でスコアは上げられるとか。
まあ言いたいことはわからんでもない。


しかし最近気付いたんですが、他の検定とか資格でもこういうことを言う人がいてもおかしくはなさそうなのに、これって意外とTOEICに特有の現象なんじゃないかなあと。


たとえば漢字検定1級をもってるよという人に対して

「1級の知識は実生活では使えないよね、2級までで十分だよね」
「1級もってても転職活動とかで役立つことはないよね」


と言うような人はいっぱいいて、お前が今更偉そうにそんなこと言わなくてもそんなのはもうずいぶん前から言われてきていることだよとか思ったりするわけですけど、

「漢字検定1級をもってても漢字力の証明にはならないよね」

と言うような人は、ほとんど見たことない。


簿記検定1級をもってる人に対して

「簿記1級つってもしょせん理論だけだし、実務はまた違うよね」

と言う人はいても、

「簿記検定1級をもってても簿記の知識があることの証明にはならないよね」

とか言う人にはお目にかかかったことがない。


その資格が実際上使えるとか使えないとかいう議論はおいといて、その資格をもっててもその分野の知識や技能があること自体の証明にすらならないみたいなことをいわれてるのって、メジャーなとこだとTOEICくらいしかないんじゃないのかな?


まあたしかにTOEICには面接試験とかはないし、読解力とか語彙力はともかく英会話力なども含めた総合的な英語力をはかる試験とは言い難いという批判は的を外しているともいえない。


けど個人的に思うのは、TOEICがスコア形式の試験だという事実も影響してるんではないかなあということなんすけども。

結果が合否つまり1か0かで出る試験と、スコア形式(0点~1000点とか)で出る試験ってのは、なんというかいろいろと性格的に大きな差異があると思うんですよね。受験戦略とか評価のされ方とかに。


もしTOEICがスコア800点以上で合格みたいな試験だったら、“TOEIC試験合格者”は世間でどういう評価がされていただろうか。

もし簿記検定や漢字検定を取得した人が履歴書にその資格を書く際に、点数もあわせて書く風習が日本に存在していたとしたら、95点で合格した人と70点ギリギリで合格した人とで扱い・待遇に差があったりしただろうか?


つきつめていくと心理学とか社会学みたいな話にもなっちゃいそうなんで、特にこの記事内でなんらかの結論を出したりとかはしませんが、まあいろいろと考えさせられるネタだよ。


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2010_08
06
(Fri)01:00

資格の本質的な効用5分類

資格とは何か。


資格マニアにとっての永遠のテーマというか、資格について調べれば調べるほどわからなくなってくることのひとつですが、実際のところ、こんなことを本気で議論してもおそらく得るところは少ないと思う。


むしろ、

人はなぜ資格をとるのか?
資格をとるとどんないいことがあるのか?


という、資格の効用について考察してみることにはそれなりの意義があるのではないか。
資格マニアとしての知識や経験をふまえ、僭越ながら鈴木なりに以下の5つに分類してみたのじゃー


1.法的効果
基本的に「国家資格」と呼ばれるものが有する効用で、この資格をもってないと特定の業務を行えないとか(業務独占資格)、一定の事業を行う事業所に○名以上置かなくてはならないとか(必置資格)というやつ。


2.シグナリング効果
「その資格がとれるだけの知識や技能をもっている優秀な人だ」ということを国や試験機関から認められることにより、自分はすごい人だよというアピール材料としてのシグナルとして作用するということ。


3.知識増強効果
試験勉強の過程で身についた知識により自らが人間的に成長できる。どんなにマイナーで使えない資格でも、少なくともこの効果はもっているといえ、そういう意味ではこの世に「全く価値のない資格」というものはないといえるのではないか。


4.コミュニティ効果
中小企業診断士は国家資格でありながら業務独占資格ではなく、そういう意味では法的効果は実質的にほぼないといえるが、資格を取得することで「中小企業診断協会」に入れるようになる。みたいなね。これを通じて他の優秀な人々と交流できたり、コミュニティ加入者・資格登録者限定のサービスを受けられたりするよ。


5.経済的効果
ご当地検定などに多いが、検定合格者は一定の地域の文化施設や娯楽施設の入場料が割引になるとかなんかそういうやつ。


詳しくはまた後日改めて書こうかと。


ではまた


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